たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

試供品が澤田オフィスに届く

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Makuakeで出展されてる『URUSHI-PEN』ってのがあってね。その試供品が届いたんだよ。あくまでも貸与だけど。

https://www.makuake.com/project/urushi_pen/

いや、すごくいいものだっつーのは分かるよ。このペンに使われているケヤキ材と漆は、みんな国産。

ただ、正直言っちゃうとこのテの製品って、Web媒体の記事で紹介するのがかなり難しい。知り合いの山中漆器職人の先生が言ってたんだけど、国産の漆がどんどん減っていく中で10年後、20年後に同じものが作れるかどうかは分からない。いや、それどころか多分作れないだろう。だから、それくらいのスパンで製品を見ないと本当の魅力っつーものが分かんないんだよ。

しかも漆器自体、20年以上経ってからようやく味わいが出てくるものだからね。

書くのが難しいっつーのは、そういう意味。このペンは持ち主と一緒に歳を取っていく性質のものだ。それこそ、100年経って初めて評価できる感じだと思う。

そう考えると、これってベラボーな製品だな。