たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

クリエイターが己の作品で金を儲けるのは当然だ

ある人の友人がpixivで「あなたはここで作品を無料公開しているのに、イベントではお金を稼ごうとしている。傲慢で意地汚いと思わないのか?」とユーザーに言われ、愕然としているというツイートが出回っている。

これね、Webライターの世界だと尚更なんですよ。何しろ材料費ゼロでできるから、そのあたりで陰口叩かれるんです。

日本人はそもそも「芸当で米を取る」ということを、心の奥底では批判的に見ている民族なんだよ。「何でイラストごときで稼ごうとするんだ。そんなことやってる暇があったら働け」って思ってる。そこへスマホの無料アプリとかネットコンテンツとか、ユーザーから一切銭を取らないサービスが洪水のように配信されている。これも人間の感覚を狂わせてるんだな。

林家木久扇師匠が言ってたけど、どんな職業の人でも自分の経済を確立させることが大前提なんだよ。「落語家は慎ましくあるべき」という風潮に木久扇師匠ははっきり異議を唱えてるんだけど、金はいくら持ってたって困るもんじゃないんだから。自分の書いた原稿の対価をもらって、欲しいものを買ったり贅沢をする。それのどこが悪いっつーんだ。

嫉妬に狂った人間は怖いよ。経済的に上に立つ者の足を引っ張って、テメェと同質の生活レベルに落とそうとするんだから。

澤田の話で言うと、別に部屋に籠もって記事書いてるだけじゃないよ。今日だって、ジャカルタ市内のイベントに顔出してきましたよ。テルコムのブースでいろいろ話聞いたり。もちろん、インドネシア語で。

そのイベント自体がネタにならなくとも、のちのちのために蓄積になる。それはイラストレーターも一緒じゃないのかなぁ?

pixivで公開しているのは、あくまでもその人の「余力」に過ぎないんだ。普段ちゃんと米を取ってるからpixivに回す分も確保している。それって当たり前じゃないのかね?