たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

テメェの人脈欲を「夢」という単語で誤魔化す人々

澤田がライターをやってつくづく感じているのが、他人を「人脈の多さ」という点でしか見ない奴がとんでもなく多いということだ。

澤田の人脈をそっくりそのまま自分のものにするためだけに、わざわざ近寄ってくる奴なんて珍しくない。最初からそのつもりでライターを募集してるメディアとかね。

勘違いしてるんだ。澤田にとっての人脈は、あくまでも自分が行動してきた副産物に過ぎない。

澤田と仲良くなれば、澤田の人脈とも接触できる。そんなことを考えてる時点で、人間として卑しい。それに薄々自覚しているのか、人脈欲に駆られた人間はよくこんなことを口にする。

「世界中の人とつながる場を設ける!」

「いろんなスキルを持った人がつながれば、世界はもっと良くなる!」

「好きなことをして生きていくため、夢を叶えるため!」

世界中の人間と即座に連絡が取れるようになれば、確かにビジネスははかどる。新しいこともできるだろう。

けれど、ハナから人脈を目当てにいろいろ活動してる人間には、寸分の魅力を感じない。

以前、澤田のインドネシアでの格闘技人脈を目当てに近づいてきたのがいた。ジャカルタに行ったらお世話になってるマックス・メティーノ先生は前ジャカルタ州知事の従弟で、しかも海外で柔道教室をやってる日本人はどこかの大手企業の管理職だったりするから、格闘技になんか興味ないくせに「練習やってる場所に行きたい。連れてってください」とか言い出す。

他人をナメてるとしか思えない。

あんま説教臭いこたぁ書きたくないんだけど、一番大事にすべきは「近所のコンビニの店員」という考え方だからね澤田は。

1年に何度も会わない業界の重鎮よりも、3日に1度は必ず会う近所の人間のほうがよっぽど大事だ。