たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

オンラインサロンを開くのって、多分澤田でもできる

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Web関連の実績がある程度あれば、オンラインサロンを開いてもある程度人が集まる。

業種は何でもいい。ブロガー、ライター、エンジニア、何だったらInstagramで5000人ほどフォロワーを抱えている人でも構わない。

それだけ、「次世代」というものにぼんやりとした魅力と期待を感じている人がいるということだろう。「脱社畜は次世代の生き方=楽して不労所得をゲット!」というように。

もっとも、本来の「脱社畜」に「楽して不労所得」なんつー意味合いはない。それは元祖・脱社畜の日野瑛太郎氏がはっきり見解を出している。

dennou-kurage.hatenablog.com

ひとつ言っておきたいのは、僕は「脱社畜」という言葉をそれなりに気をつけて使ってきたということである。「脱社畜」とだけ聞くと、たぶん「会社を辞めてさっさと起業しろ」とか「ネットで簡単に不労所得!」といったような主張をしているのだろうと感じてしまう人も少なくないと思うが、僕はこういう文脈で「脱社畜」という言葉を使って人を煽ったことは一度もない。

 もう一度書くけれど、オンラインサロンを始めるのって割と簡単だと思うんだ。澤田でもやろうと思えばできるよ、うん。

己のWeb物書きとしての実績を自負している、という意味じゃない。現実問題、Web物書きで収入を得ることに憧れている人がたくさんいるからだ。

オンラインサロンの会員は、主宰者や講師を心の底から尊敬してサロンを利用しているというわけではないと思う。単に講師の実績或いは人脈にすがりつきたいと考えるから、月いくらの銭を出すんだろうというのが澤田の解釈だ。

堀元見氏のブログには、こうある。

ken-horimoto.com

 澤田の人脈目当てでこちらに近づいてくる人間は、今まで何人も見てきた。それはもちろん澤田の物書きとしての腕を認めてるわけじゃなくて、単に澤田の人脈を吸い上げたいだけなんだ。

己の頭で何かを生み出す行為とは、まるで程遠い。

なのに、自尊心や自己顕示欲ばかり旺盛だ。そこで他人の実績や人脈に接続しようとする。そういう人々の存在を見越して澤田がオンラインサロンを主宰すれば、そこそこの収益は上げられるんじゃねぇか?

けれど冷静に考えたら、そんなのはまるで実りのない行いだ。主宰者にとっても、会員にとっても。けれど堀元氏はオンラインサロンを「精神安定剤」と表現した上で、「これは立派なサービス業」とまで書いている。その見解の巡らせ方が凄い!

 

ただ、世に溢れるオンラインサロンのせいで「IT講座」自体にマイナスイメージがついてしまったことは否めない。

「完全テレワークで稼いでるWeb物書きが主宰する講座」という響きが、どことなく胡散臭く感じるようになった。

澤田が計画しているQRコード決済講座も、やる以上は例の炎上騒動を意識せざるを得ない。しかもオンライン決済、つまりカネに関する話題で、対象もスマホ慣れしていない中高年層に設定している。

これは細心の注意を払わんと、のちのちベラボーなトラブルにつながるんじゃねえかと思う。