しずおかMaaSよ、さようなら。あなたはもう必要ない。
静岡市と静岡鉄道が主導して実証実験をやってる「しずおかMaaS」。ところが、11月のAIタクシーの実証実験はオメェふざけてんのかというレベルのプラットフォームの出来栄えだった。
澤田はこの記事では書かなかったんだけど、そもそもこのしずおかMaaS、2019年から4ヵ年計画で実験をやって商業化を進めるというカタツムリっぷり。その間に海の向こうから黒船がやって来るとは夢にも思ってない体たらく。
そんなこと言ってたら、案の定やって来ましたよ中国製の黒船が。
これ、PayPayとも連携してるからね。要するにPayPayのアプリからでもDiDiのタクシーが呼び出せるっつーことだ。
あのさぁ、マジでどうすんの静岡市?
4年もあったら、DiDiどころかGrabやGo-Jekまで進出してくるぞ?
あとは法律が変わってライドシェアができるようになるか、そうでなくとも相乗りタクシーの規制が緩和されれば、静鉄×静岡市のしずおかMaaSなんてあっという間にすっ飛ぶぞ。
しかもよく見りゃ、DiDiの参加タクシー会社の中に静鉄タクシーも入ってる。静岡市主導の事業なんて、そのうち静鉄からも見捨てられるんじゃね?
ねえ、ホントどうするんのよ?
今時、AIの開発くらいどこのオンライン配車サービスもできるんだよ?
法律さえ変われば、静岡市の力なんざ借りなくたっていいんだよ?
おたくらのこと言ってんだよ、交通政策課。