たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

澤田を「保守派」とカンチガイする人々

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澤田は「保守派」だと見なされることがある。左右両方の人々から。

理由はいくつかある。まず、澤田は日本の右側の人々には人気のあるインドネシアに関する記事を書いているから(最近は書いてないけど)。そして中国主導の高速鉄道について、とあるニュースメディアで書いたことがあるから(その記事もかなりバズッた)。

それに加え、いつぞやのグレタ・トゥンベリの件も多分に拍車をかけたはずだ。

あのツイートをきっかけに澤田をフォローした人の中には「九条改正」とか「愛国」とか「反日は許さない」とかいう文言をプロフィールに書いちゃってる人が、まあぼちぼち存在する。

で、そうなると左側の人からも「澤田は右翼だ」と見なされちまうわけだ。

 

まず言っておきたいのは、澤田に限らず個人事業主の人脈は自ずと幅広くなるということ。

そこには個人事業主のギルドみたいなものが確かにあって(実際にそういう団体があるわけじゃないぞ)、思想の左右関係なく互助がなされるように設計されている。

しかもそれは、暗黙の了解みたいなものだ。

これがワイドショーに出ているような人なら尚更で、たとえ思想が食い違っていても明日同じ番組に出るかもしれない人をSNSで直接攻撃したりすることはない。

たとえば澤田のツイートに対立意見を返した同業者も、それは澤田と面識があって互いの気が知れているからネット上で堂々反論できるわけだ。そうでなければ顔を合わせない状態での議論なんて成立しない、というのが澤田の考え。

 

JX通信の米重さんは、こんなツイートをしている。

 これが本当だとしたら、多分その人は申し合わせでやっているのか、でなければ米重さんが懸念している通りの「今までどうやって暮らしてきたの?」というタイプか。

実を言うと、澤田も思い当たる節の人が何人かいる。「ああ、米重さんはあの人のこと言ってるんじゃないかなぁ」と思案してたりするんだけどね。

ただ、それとは逆に右で知られている評論家が実は左で有名な評論家と仲がいいという例は認識している。で、そういうことはひとつふたつじゃなくて、探せばいくらでも例がある。

当たり前なんだけれど、我々のような商売はどこかで協力し合わないと失業の可能性すらある。

それを知らない視聴者、読者、言い換えれば消費者が「あいつは右だ、あいつは左だ」と言ったところで、地球は今日も無事平穏に回り続ける。