たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

澤田は理数系の知識ゼロのテクノロジーライターだ

こんなこと書くと、炎上するかな?

でも、本当だ。澤田はオンボロ三流定時制高校普通科卒が最終学歴の男で、ロボットを作れるとかプログラミングができるとか、そんなスキルは一切ない。

じゃあ、何でテクノロジー関係のメディアで記事を書いてるのか?

これはMakuakeのスタッフにも言ったことあるんだけど、澤田はテクノロジーライター特有の「無邪気さ」が嫌だった。たとえば、アメリカ西海岸で電動スケートボードが大流行している。新しい製品が続々開発されている。もちろん、それを紹介するのは構わないし、澤田もやっている。

でもさぁ、そこで「アメリカじゃこんなスゴイものが売られてる。ベリークール!」っつー結論で終わらせるのはどうだろう?

いや、ベリークールなのは分かるよ。けれど、日本の会社が運営してるメディアで日本語で記事書いてる以上は、誰が何と言おうとそれは日本人向けの記事じゃねぇのか? だから「その電動スケボーは日本で乗れるのか?」っつー話に持ってかねぇとダメなのよ、本当なら。

だけど、そういうことに触れず外来のものをただただ絶賛する記事が多かった。「無邪気さ」っつーのは、そういう意味。

たとえばその電動スケボーを日本在住の誰かが個人輸入して、公道で乗り回したら? 逮捕されたあとに「俺はあの記事を読んで電動スケボーを買おうと決めた」なんて言い出したら?

もちろんライターに責任はないし、そういうバカはどんな記事を書いても止められるもんじゃないんだけれど、せめて一文だけ記事の中で注意喚起してやらねぇのかな?

それをやるライターが、あまりいなかった。だったら澤田がやろうということで、今に至っている。