たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

例の#Kutooのライターについて

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フリーライターとはどこかに所属のライターとは違って、ネタ探しも自分でやらなきゃならない。

世の中には事象が転がってるんだけど、その事象が必ずしも己の得意分野に合致するとは限らない。

例えば、iPhoneがアップデートされた。けれど最新のiOSにとんでもないバグがあって、世界中のAppleユーザーが迷惑している。こういう事象があれば、仮にも世間に対してガジェットライターを名乗ってる澤田は1本くらい記事を書ける。けれどスマホやモバイルにあまり詳しくないライターは、その事象に飛びつくことができない。

どこかの製薬会社の風邪薬に副作用があることが報告されている。この事象に、医学のいの字も知らない澤田が飛びつくのは不可能だ。こういうことは副業でライターやってる医者に書かせるのが一番。

こんな感じで、世に事象はたくさんあるけれど実際に記事を書けるか否かはまた別問題というわけだ。

だからこそ「ネタ切れ」という現象が発生する。

だったら、その事象を恒常的に生産してしまえ。

石川優実というライターは、というより彼女が今現在属する界隈の人々は、どんなこすっ辛い手を使ってでも事象を自作することにした。

 

自分に向けられたリプライじゃないのに、それを「私に対するクソリプ」と言って1冊の本にまとめてしまった。

本人としては、今後もこの調子で事象の生産をしていくつもりなんだろう。

 こういうことをしているだけで、石川氏のライターとしての能力というか、ネタの豊富さというか、そういうものが見えてくる。少なくとも、専業や第一兼業でプロ物書きをするべきではないタイプだ。

この人は「事象生産マシーン」がなければ、ライターとして名を挙げることは絶対にない。

てか、MetooもKutooもそろそろ耐用年数に近づいてるから、それが稼働しなくなれば新しいマシーンを作る気なんだろう。そのためにいくつかの裁判を抱えていたとしても構わない。結果的に己の帳簿がプラス収支になれば、それでいいわけだ。