たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

ネットとの付き合い方

「嫌いな相手」のネームバリューに思いっきり便乗する人々

SEOというものは恐ろしい。 あるワードを文中に使うか使わないかで、PVに差が出てくるのがネットの世界。みんながどういう単語でググっているのか、或いはTwitterで検索しているのかを予め調査しなきゃならない。 「みんなが検索しているワード」とは、もち…

「男どもを再教育キャンプに入れろ!」と主張する物書きの心理

炎上しているツイートの画像をサムネにすることは、かなり危険なことだというのは骨の髄まで承知している。けれど、これは人間の尊厳に関わる問題だからやらせてもらう。 森会長を非難するあまり、「中国共産党がやってるような再教育キャンプに男を入れろ」…

森会長とまったく同じ「差別」をして喜ぶ人々

森喜朗会長の失言は、見事に他の差別発言を炙り出した。 森会長を「老害」「いつまでも居座るオジサン」と言って批判することは、結局「女は話が長い」という発言と同質だ。 ここぞとばかりに森会長を非難した人が、実は7年前に「なぜ男は長い会議をしたがる…

「コタツ記事」は悪くない

澤田の手がける記事の半分は、いわゆる「コタツ記事」だ。 ただしそれは、NHK『ねほりんぱほりん』でやってたようなまとめ記事の粗製乱造ではなく、大なり小なりの実体験に基づいているもの。それを自宅の机の上で書いているに過ぎない。 澤田は多少のインド…

澤田を「保守派」とカンチガイする人々

澤田は「保守派」だと見なされることがある。左右両方の人々から。 理由はいくつかある。まず、澤田は日本の右側の人々には人気のあるインドネシアに関する記事を書いているから(最近は書いてないけど)。そして中国主導の高速鉄道について、とあるニュース…

「お母さん食堂問題」から考察するネット世界の本質

アジアのカジノには「大小」というゲームがある。 3つのサイコロを同時に転がし、4以上10以下を「小」、11以上17以下を「大」とする。大と小のどちらかが出るかにチップを置くんだけど、ゾロ目はまた別枠に張らなきゃいけない。 これがマジでハマる。 やって…

「#副業」というハッシュタグをつけると、どんな内容のブログ書いても副業界隈が「いいね!」する説

Twitterのプロフィールに「月収ウン十万円達成!」と書いちまうようなライターとは、あんま関わりたくない。 そもそも、収入の額なんてものは極めてプライベートな情報で、そんなのをネットで晒すこと自体いろいろな守秘義務を抱えているWebライターとして失…

「自分をインターセクショナルフェミニストとして雇え!」と叫ぶ人の心理

恐るべきツイートをした人がいる。 絶対に採用してはいけない。 pic.twitter.com/HfQsnZP0Ur — トゥーンベリ・ゴン (@damarekozou35) October 25, 2020 まずは、スクショを撮ったトゥーンベリ・ゴンさんにこの場を借りて感謝。ちなみにスクショのツイ主は、…

「長文を他人に読ませようとする人」は、もしかしたらメンヘラかもしれない

式秀部屋のおかみさんの話題が、結構盛り上がっている。 もっとも、大相撲関連の話題は100%真実じゃなかったりするから、あまり気軽に扱えるものでもないんだが。 ただ、それを抜きにしてもこの記事の内容はリアリティに満ちている。 news.yahoo.co.jp 関係…

2020年の50~60代男は趣味を持たないとマジで危ない

2020年に50代或いは60代を迎えた男は、かなり気の毒だと思う。 それまでバリバリバリバリ働いてきた。「趣味なんか持つな! とにかく仕事しろ!」と周囲から散々言われ続け、満員電車も長時間残業も厭わずひたすら出勤し続けた。 その末が「コロナ自粛」だ。…

50代以上のクソリプオヤジにありがちな「文章の特徴」

一応澤田は物書きで米取ってるから、文章を見ればその人の性別や大まかな年齢くらいは見当がつく。 文章ってのは嘘をつかないもので、書いた本人がいくら身を隠そうと文章の中に必ずその人の特性が出てくる。 特にTwitterでたまに見る「クソリプオヤジ」は、…

政治家と支持者の「情報格差」

日本の政治家は「IT音痴」と言われている。 確かに、そういう政治家も少なくない数いると澤田も感じている。ところがそれと同じくらい「本人のレベルは高いけれど、地元選挙区の有権者のレベルに合わせざるを得ない」という政治家も存在する。 それは去年の…

「爆破予告」は気持ちいい?

「渋谷署と入国管理局を爆破する」というメールをよこした犯人、何だか反差別デモとは全然関係ないように感じる。てか、実際関係ないだろう。 まず、この犯人は己の主義主張を高らかに叫んだ様子がない。今の時点での報道を参考にすると、単に「自分はアンテ…

誹謗中傷の取り締まりで広がる「格差」

木村花選手の自死をきっかけに、今後は誹謗中傷に対する裁判がさかんになっていくと思う。これは断言できる予測だ。 政府も黙ってはいない。IPアドレス開示がもっと簡単にできるよう、法整備されていくはずだ。これからは、まかり間違っても他人様に「死ね」…

どうして人は「誹謗中傷」を書き込むのか?

有名人に対する誹謗中傷を書き込む人間は、なぜそんなことをするのか? 澤田はこれを「嫉妬」と「焦り」と解釈している。 ライター、漫画家、劇作家、タレント、スポーツ選手、評論家etc。これらの職業の人々は、世間一般から見れば「自分の好きな分野でカネ…

その筋の有名人がトンデモ説を公言する理由

とある舞台俳優が、「広島の原爆は日本が上空に打ち上げて爆発させた」とツイートした。 何かしらの分野でネームバリューのある人間が、このテの陰謀論(というよりトンデモ説)をSNSで叫ぶという光景はもはや見慣れたものだ。これは彼だけの現象じゃない。 …

マイナンバーカードが映し出す「情報格差」

10万円給付金のオンライン申請、あれはデジタル化すべき部分がなぜかアナログ作業だから案の定混乱している。 たとえば、朝日新聞のこの記事。 対象者に正しく支給するには、世帯情報をまとめる住民基本台帳ネットワークの情報と申請時に入力された情報との…

マイナンバーカードは日本のIT政策の「限界」を示している

マイナンバーカードは、要は「印鑑の延長線上」だ。 物体としてのそれがなければ何もできない、という点で銀行のキャッシュカードと全然違う。 ネットバンキングは、利用者がIDとパスワードを覚えてさえいればいい。携帯電話やメールアドレスと紐づけして認…

新型肺炎とテレワークと「世間体」

首都圏を一歩離れれば、スマホもPCも持ってない「デジタルデバイドの向こう側の人」がかなり多く存在する。 その人に、何か突出した技能があれば別に構わない。けれど、できる仕事といえば風俗店か金融業者の看板を身にまとうサンドイッチマンしかないという…

台湾のIT担当大臣が日本人だったとしても、この国は絶対に変わらない

台湾のIT担当大臣オードリー・タンが、また話題になっている。 品薄状態のマスクの在庫を確認できるプラットフォームを、オードリーが数日で作った件だ。 www.mag2.com 「オードリーのような人材がIT担当大臣だったらどんなにいいか」という気持ちは、澤田も…

情報商材を買うカネがあったら、野村克也の本を買え!

ノムさんは100歳まで生きると確信していたから、今回の訃報はショックだ。 物書きとしての澤田は、ノムさんからも絶大な影響を受けている。 ビジネスパーソンに人気の高いノムさんの本だけど、それは物書きにとっても同じだ。てか、TwitterやらnoteやらBrain…

あんふぁんWebの件が澤田にも飛び火か?

澤田が一昨年書いたこの記事が、今このタイミングでPVを集めている。 sawada.hateblo.jp 要はあんふぁんWebでの一件を、とあるワイドショーが別の件とごちゃ混ぜに報道したから澤田のブログにもその影響が出たっつーことだ。 「別の件」とはもちろん、It Mam…

Origamiと六本木ヒルズ

Origami Payを運営していたOrigamiは、いわゆる「ヒルズ族」だった。 それが最終的には悲惨過ぎる最期を迎えた。 1株1円。それが全259株。 要はそうなるだけの負債を抱えている、ということで間違いはないと思う。 で、この件についてヒデヨシさんはこう書い…

情報商材を買っている限り、絶対にその提供者よりも稼げない

語学力を身につければ、恐ろしくカネになることは間違いない。 澤田の下手くそかつ不完全なインドネシア語ですらも、カネになっている。 英語以外の外国語をある程度読めるようになり、そこから現地のスタートアップや「どんなビジネスが流行しているか」と…

Origami Payがメルペイに統合!

Origami Payのメルペイへの統合は、実は物凄い成り行きだったことが分かった。 Origamiの株を1株1円×259万株でメルカリが買ったそうだ。 diamond.jp 「パイオニアの悲劇」という言葉がある。 コロンブス、モンテコルヴィーノ、平将門、三好長慶、たま号。の…

「平凡」から逃れた先にある情報商材

人間は、平凡を嫌う。これは今に始まったことではなく、昔からそういう性質をヒトは持っている。 第1回十字軍が編成される直前、隠者ピエールという男があちこちで演説し回った。「聖地を異教徒から奪還しよう!」。あまりに見事な演説だったらしく、そこら…

「情報商材屋」に新しいプラットフォームが食い尽くされる恐怖

昔、バディ・ロジャースというプロレスラーがいて、こいつがまた評判の悪い男だった。 抜群のエンターテイメント性を持っていたけれど、ブルーノ・サンマルチノ曰く「奴のやり方はショットガンのようなものだ。そのテリトリーを散々荒らしたら、そのまま次の…

「課金さえすれば夢が叶う」と思う大衆の心理

「月20万円の不労所得!」 「楽しいこと、好きなことをして稼ぐ!」 「旅行しながら片手間で高収入の仕事!」 Brainの中で流れている、こんな調子の記事。よく考えたら、澤田はこの文言を見事に実現させている。それどころか月の収入は20万円どころじゃない…

パイの少ないWeb物書き業界で「米を取る」ということ

(注・この記事はBrain有料記事の完全版です) 物書きに憧れる人は多い。 「自分の好きなことを主張しながら大金を稼ぐ」ことができる仕事、それがライターだと思っている人がかなり存在するというのは澤田も日頃から感じている。 確かに、物書きという商売…

Paidyの新規会員登録は、確かに無茶苦茶簡単だった!

澤田がSPAで書いたこの記事にもあるように、敢えてPaidyでアカウントを作ってみた。 nikkan-spa.jp 簡単だった、ものすごく。 後払いサービスということは金融サービスなんだから、当然審査もあるだろう……と思っていたら、本当に電話番号とメルアドだけで済…