ガジェットライターはココに気をつける:世の中には日本で使っちゃいけないスマホがある!
最近QRコード決済の話ばっかりだったから、別のことを書いていこう。
読者の皆さん、ここで問題です。
以下はクラウドファンディング『Kickstarter』に出てきた製品です。見ての通り、これはスマートフォン。
Ulefone Armor 3T - Triproof Digital Walkie-Talkie Smartphone
さて、貴方がこの製品についての記事を書くとしたら、まずどの辺に気をつけなきゃならないでしょうか?
これは以前書いた記事とダブるんだけど、まずこの『Ulefone Armor 3T』はスマホでありながらトランシーバー機能があり、それを日本で使っちまったら電波法に引っかかるという事情がある。
この事実を、必ず記事の冒頭か最後(その両方でもOK)に持っていく。読者に対する注意喚起だね。
IndiegogoにしろKickstarterにしろ、それに出てくる製品は日本の法律のことは考慮していないものと考えるべきだ。その上で「この製品は日本の技適マークを取得しています」とあったら、それこそ特筆すべき事項だ。
もしこの製品を手に入れて、そのレビュー動画をYouTubeにアップする奴が出てきたら……と考えると本当に怖い。澤田に責任が及ぶとかそういう話じゃなく、澤田の書いた記事が結果としてあちこちに損害を与えてしまうということが不安でならない。
それは、去年テメェで火炎放射器を作ってしょっぴかれた動画配信者にも言える。
こいつは動画をアップする前に、間違いなく澤田の記事を読んでいると思う。とあるショバでXM42についての記事を書いたからね。結構バズったよ、うん。
それだけWeb物書きは影響力が大きいということだし、読者に馬鹿な行為をさせないよう呼びかけないといけないとも思う。それでもしでかす奴はどうしようもないんだけど、少なくとも海外で製造されたものを手放しで絶賛するわけにもいかない。ヤバいものはヤバいと書くべきだ。
最近は、どこのショバでもそれが徹底されるようになった。いいことだ。
何度も言うけど、澤田オフィスは安全モットー。