ネット上のデマは儲かる!
どうやらトンズラこいてるらしい。例の女と一緒なのかな?
それはともかく、犯人に関してはまとめサイトとTwitterで「本名は在日朝鮮人の金村竜一」と言われていた。もちろん、これはデマだ。
2019年の今でもまとめサイトの情報を信じてる人間が一定数いることにも驚きなんだけど、ある特定の思想の持ち主に働きかけるようなデマを配信してGoogle様から広告料をいただくという手法が存在することにいい加減気付いてほしい。
ネット上のデマは儲かる。いや、イデオロギーで大衆を扇動する行為は儲かると表現するべきか。
「金村竜一」を信じていたそこのあなた、まとめサイトの運営者に搾取されてるんですよ?
「自宅でライターのお仕事をしています」と名乗る人間が、根拠のないデマを拡散。
すべてはフォロワーを増やすためだ。
SNSのフォロワーは金になる。
Instagramではどういうわけかフォロワー1万人越えの綺麗なお姉さんが同じタイミングで同じ水を飲んだり、一斉にシャワーヘッドを買い替えたりするんだけど、本人からすればそういう案件が舞い込んでくるから必死になってフォロワーを増やそうとする。
ここで注目したいのは、市場には売り手と買い手が存在するということだ。新陳代謝の良くなる水や塩素を取り除くシャワーヘッドを買わされる人間がいる。平たく言えば、インフルエンサーに搾取される人間がいる。ていうか、世の中モノを売る人間よりもそれを買う人間のほうが圧倒的に多いからね。
出所不明の情報に躍らされ、デマの拡散に手を貸し、最終的には訳の分からんものを大量に買わされる。
もっとも、上のツイートの自称ライターがごってり金を儲けているとは思えない。3800フォロワーなんて、はっきり言って中途半端な数字だ。
だからこそ、もっとフォロワーを増やさないといけないという強迫観念がデマ拡散に走らせる。企業に能力を搾取されている個人事業主は、同時に一般大衆を搾取する。
デマのあるところに、必ず搾取がある。