たまには澤田もエンターテイナー

ノンフィクションライター澤田が、このブログではエンターテイナーになった気でいろいろ振る舞います。

澤田オフィス

「平凡」から逃れた先にある情報商材

人間は、平凡を嫌う。これは今に始まったことではなく、昔からそういう性質をヒトは持っている。 第1回十字軍が編成される直前、隠者ピエールという男があちこちで演説し回った。「聖地を異教徒から奪還しよう!」。あまりに見事な演説だったらしく、そこら…

「情報商材屋」に新しいプラットフォームが食い尽くされる恐怖

昔、バディ・ロジャースというプロレスラーがいて、こいつがまた評判の悪い男だった。 抜群のエンターテイメント性を持っていたけれど、ブルーノ・サンマルチノ曰く「奴のやり方はショットガンのようなものだ。そのテリトリーを散々荒らしたら、そのまま次の…

「課金さえすれば夢が叶う」と思う大衆の心理

「月20万円の不労所得!」 「楽しいこと、好きなことをして稼ぐ!」 「旅行しながら片手間で高収入の仕事!」 Brainの中で流れている、こんな調子の記事。よく考えたら、澤田はこの文言を見事に実現させている。それどころか月の収入は20万円どころじゃない…

パイの少ないWeb物書き業界で「米を取る」ということ

(注・この記事はBrain有料記事の完全版です) 物書きに憧れる人は多い。 「自分の好きなことを主張しながら大金を稼ぐ」ことができる仕事、それがライターだと思っている人がかなり存在するというのは澤田も日頃から感じている。 確かに、物書きという商売…

Paidyの新規会員登録は、確かに無茶苦茶簡単だった!

澤田がSPAで書いたこの記事にもあるように、敢えてPaidyでアカウントを作ってみた。 nikkan-spa.jp 簡単だった、ものすごく。 後払いサービスということは金融サービスなんだから、当然審査もあるだろう……と思っていたら、本当に電話番号とメルアドだけで済…

OYOの件で酷く凹んでいる澤田さん

OYOは、日本から撤退するかもしれない。少なくとも、このままの状態を放置しているわけにはいかんだろう。 www.traicy.com AIが日毎の宿泊料金を決めるというシステムは、誰しもがOYOのアプリを使っている時にはものすごい攻撃力を発揮する。 ところが、東南…

澤田の記事はステマっぽい?

「澤田の記事はステマっぽい」とは、たまに言われる。 けれど、澤田は一円だって取材先からもらったことはない。 簡単な話で、澤田は取材対象の製品や企業のマイナス評価を記事内で極力やらないだけだ。 「それはお前が取材先からカネもらってるからじゃない…

しずおかMaaSよ、さようなら。あなたはもう必要ない。

静岡市と静岡鉄道が主導して実証実験をやってる「しずおかMaaS」。ところが、11月のAIタクシーの実証実験はオメェふざけてんのかというレベルのプラットフォームの出来栄えだった。 nikkan-spa.jp 澤田はこの記事では書かなかったんだけど、そもそもこのしず…

マイナポイントって、正直どうなの?

「2万円チャージしたら5000円分のポイントがもらえる」っつーマイナポイント、あれやっぱ奇妙な政策だよ。 これについて、荻原博子氏がこう言ってる。 jisin.jp 手続きには、パソコンだと専用ソフトのインストールや2,000〜3,000円のICカードリーダライタが…

例の#Kutooのライターについて

フリーライターとはどこかに所属のライターとは違って、ネタ探しも自分でやらなきゃならない。 世の中には事象が転がってるんだけど、その事象が必ずしも己の得意分野に合致するとは限らない。 例えば、iPhoneがアップデートされた。けれど最新のiOSにとんで…

ドコモのショップに中高年が押し寄せるようになった!

いや、ドコモだけじゃないんだけどさぁ……ここ最近、電話屋さんのショップに中高年が詰めかけるようになったことが澤田の目からでも分かるんだよね。 その中でもドコモは、ほぼ毎日「スマホの使い方講座」を開いてる。その分野に力を入れているということだ。…

「アプリはレベルが高いからブラウザ版に絞ろう!」という発想の日本版MaaS

ちょっと呆れた内容の記事を読んでしまった。 いや、別にライターの書き方が悪いとか、記事内に出てくる人物がおかしいとかそういう意味じゃなくて(むしろ記事にしてくれたライターに感謝)、少子高齢化社会に突入している日本の現状をまざまざと表している…

「マスコミが伝えない真実」を信じている人がいる限り、トレンドブログはなくならない

煽り運転騒動の時、ネット民から「ガラケー女」認定されてしまった女性がいた。 この女性は、Instagramで暴行犯にフォローされていたというだけで共犯扱いされた。 デマの拡散に大きな影響を与えたのは、トレンドブログだ。 www.news-postseven.com クラウド…

貴ノ富士がワイドショーのスターに昇格!

貴ノ富士は、ある意味では貴乃花の一番弟子と言うにふさわしい人材だ。 ワイドショーが一時期韓国政界の話題ばっかりやってたのは、要は貴乃花という日本史上最大のゴシップスターが相撲協会を離れて「ただの人」になっちまったからだ。 貴乃花に関するネタ…

小野博士が少年革命家やトゥンベリさんに会ったら、多分ブチ切れてると思う

スウェーデンの環境保護活動家グレタ・トゥンベリさんに関する澤田のツイートが、絶賛バズり中だ。 トゥンベリさんの話題に対して、Yahooニュースに素晴らしいコメントがあった。特に、彼女の中では「自分以外の誰かの責任」というのは見事に言い得ていると…

NHKが「唯一絶対神」と化している件について

最初に断っておくけれど、別に澤田はNHKを毛嫌いしているわけではない。 ニュースも観るし、『逆転人生』は大好きな番組だ。大河ドラマも毎週目を通している。NHKオンデマンドにも入会している。 ただ、現実問題として少子高齢化の進む地方都市ではNHKは宗教…

関わりたくないこんなライター4:「噴飯もの」という言葉を使うライター

これは「こんなライター2」で書いたような、中途半端なインテリによくいるタイプなんだけどね。 他のライターの記事を批判するのに「噴飯もの」という言葉を使う奴。このテの人間も要注意だ。 大体、「噴飯もの」という表現自体が下品なのに(食ったものを吐…

関わりたくないこんなライター3:メンヘラ女

物書きの世界にも「あなた、ちょっと病院行ったほうがいいんじゃない?」という感じの女性ライターが存在する。 こんな奴がいた。 「ねえ澤田さん、さっき澤田さんが言ってたこと、もっと詳しく聞かせてくださいよ」 澤田がインドネシアの地方島嶼部に直接足…

関わりたくないこんなライター2:「デマと戦います!」と公言するライター

「デマと戦います!」 Twitterの紹介欄にそう書くライターが、たまにいる。 もちろん、澤田もネット上のデマは許せない。特にこの前の煽り運転殴打事件の時の「ガラケー女」に関するデマは酷かった。こういうデマとは戦うべきだ。 ところが、冒頭の「デマと…

名古屋のファイアトーチ騒動から見る「学校の伝統」

この土日は例のデマについてあれこれ書いた。 ひとつのことにあまり執着するのはよくないとは思ったけれど、それでもあれは見逃すことはできなかった。 けれど、今日からはまた正常運転に戻したい。 極端な話、小中学校に「伝統」というものは必要ない。 邪…

「自分は捕まらない」という能天気さがデマを拡散させる

「ガラケー女」は喜本奈津子という名前だった。 headlines.yahoo.co.jp これは警察発表だから、間違いない。間違いないからこそ、こうやって堂々と犯人の本名を書ける。 喜本容疑者が捕まらなければ、それまで「ガラケー女」と判断されていた女性はいつまで…

「お前が犯人じゃないという証拠を出せ!」と言い出す奴ら

事件に全く関係のない人が、ある日突然ネット上で犯人扱いされる。 もちろん、その人は身に覚えがないから弁明する。その時に必ず出現するのが、 「お前が犯人じゃないという証拠を出せ!」 ということを言い出す奴。いい大人がこんなことを平然と言ってるん…

煽り運転の宮崎文夫と一緒にいた「ガラケー女」の身元特定は、やっぱりデマだ

「ネットの特定班の情報は鵜呑みにできない」ということが常識になりつつある2019年、それでも我々日本人は愚かな過ちを犯している。 Instagramで宮崎文夫とつながっているというだけで、例のガラケー撮影女に認定されてしまった女性。既に弁護士を立てて、…

SEOのせいで、古参の作家の発言力が弱くなっているかもしれない件

作家の井沢元彦氏の新刊が、ちょっとした話題になっている。 内容というよりも、そのタイトルのお陰で。 もし関ヶ原の戦いが1年続いたら伊達政宗が天下を統一した (宝島社新書) 作者: 井沢元彦 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2019/09/10 メディア: 新書 …

関わりたくないこんなライター1:予言大好き人間

物書きという仕事をやっていると、あんま関わりたくない性質の同業者にどうしても出くわす。 その話題をする時に必ず澤田が挙げるのが、「予言大好き人間」だ。 この予言大好き人間とは、実は己の枕のなさを棚に上げてるタイプなんだけどね。 何か物を書こう…

ネット上のデマは儲かる!

常磐自動車道の煽り運転の犯人が指名手配された。 www.nikkei.com どうやらトンズラこいてるらしい。例の女と一緒なのかな? それはともかく、犯人に関してはまとめサイトとTwitterで「本名は在日朝鮮人の金村竜一」と言われていた。もちろん、これはデマだ…

静岡市のMaaSは、多分失敗する

最近、静岡市役所に度々足を運ぶようになった。 目的は交通政策課。もちろん、向こうにとって自分が厄介な客だとは重々承知している。 それを踏まえて言わせてもらったんだけれど、静岡鉄道と静岡市が一緒になってやってるMaaSとAI相乗りタクシーの事業は、…

「少年革命家」を見て、澤田はいよいよ焦り出す

三十路も半ばを迎えようとしている最中、ちょっと慌てている。 理由は、読書の時間がすっかり取れなくなったからだ。 20代の頃は毎日本屋と図書館に通っていたから、その分だけ読書量は確保されていた。ところが、下手に物書きとしての仕事に恵まれた今では…

7pay騒動で肝を冷やした澤田

幸いにも、澤田は7payを利用していなかった。とりあえず試しに使ってみようかとも考えていたから、危なかったね。 今の時点で、「どこがどう脆弱だったのか」という具体的な発表は公式からはない。もっとも、あの記者会見を見た限りでは「脆弱性に関する具体…

渋谷のコギャルが支えたモバイル技術

昔、藤井みほな先生が『GALS!』という漫画を連載していて、アニメにもなった。 GALS! 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL) 作者: 藤井みほな 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/03/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る モバイルテクノ…